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建築家 久野 啓太郎のブログ

建築家 久野啓太郎のブログ。建築や仕事に限らず、何気ない日々の気になった事などを不定期につづっています。
落合陽一、山紫水明∽事情無碍∽計算機自然

5/22落合展_1

原宿GYREで開催されていた「落合陽一、山紫水明∽事情無碍∽計算機自然」展に行ってきました。昨今メディアなどで話題の落合陽一の個展。タイトルになじみのない記号が入ってますが「∽ 相似」です。それが分かるとなんとなく展示の意図が見えてきます。

エントランスの正面には和風な印象の格子丸窓が設置され、内部で展示されている光が特殊なガラスで変換されて変化している。

 

5/22落合展_2

鏡面に仕上げられた複雑な三次元造形のオブジェが台からすこしだけ浮いて回転している。写真右手の壁面一面にプロジェクションされた抽象的な模様や光が回転する鏡面に反射して複雑に変化する。金属質の物体が安定して浮いて回転している姿に興味をひかれた。

 

5/22落合展_3

部屋の中に透明な糸で特殊な薄いガラスが吊られている。風景が切り取られ、ガラスを通した部分だけ風景が像をゆがめている。枠はなく素材としてとても薄いのでガラス自体の存在が限りなく消されているが残念ながらどうしても透明な糸と穴が意識に入ってきてしまい、結果、昔ながらのレンズ板に見えてしまう。

 

全体にアートとしてみるにはちょっと地味で、、、もう少しエッジの効いた最先端のテクノロジーの一端を感じたかったが少々肩すかし。それとも理解する能力が乏しいのか(笑)

モデルハウス竣工
帯山3_2
熊本でモデルハウスが竣工しました。建て売り物件なので販売するための細かな制約の中、なんとかいい空間が提案できないかと考えました。必然的に木造2階建て、3LDK+和室というもっとも一般的な規模です。
帯山3_1
和室の建具の特性を生かして部屋の間の壁を取払っています。梁下までの高さの引き戸を開け放してリビングと一室空間として利用できます。また、二つの部屋の間には鉄骨階段と吹き抜けを挟むことで空間の質を変化させています。基本的にはモダンな住宅として設計していますが、和室が主役でもあるので梁を仕上げとして露出させ梁間の天井を板張りとすることで少しばかり和モダンなテイストの内装となるよう意識しています。
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展_5
葉山芸術祭風景4
予備室のアップです。今回はワークスペースとして内装を作っていますが、リビングダイニングの横に設けた予備室です。子供室、応接室、客間、シアタールームなど、いろいろな使い方に対応可能です。一面の壁をオーシャンビューの全面ガラス壁面としており、個室でありながらとても開放的な部屋となっています。また、このスペースを海側に突き出すことで隣接するバスルームのあるボリュームを奥まらせることができています。
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展_4
葉山芸術祭風景3
リビングダイニングスペースのアップです。位置をずらした壁面の様子や、十分に広くとられた縁側デッキの様子がわかります。ダイニングの前の縁側を広くすることでアウトドアリビングとしても活用できるスペースを確保しています。縁側にはランダムに植樹しています。ガラスファサードの立面はクリアな眺望の確保はもちろん、潮風への耐候性も意識しています。とはいえ、海に面していなくともそのまま気持ちよい住宅とできそうです。
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展_3
葉山芸術祭風景2
建物の屋根を外してみたところです。平屋の建物は海側に面して広い縁側デッキを設け、諸室を並列に少しづつずらして配置。各所に余白のスペースを生みだしています。建物の横にカヤックやサーフボードを保管メンテナンスできる趣味のスペースを設け、その間からアプローチします。一段あがるエントランスからは視線が抜け海が望めます。リビングは海側と庭側に向けて面した配置とし、庭でBBQをするなどいろいろな楽しみ方に対応できます。
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展_2
葉山芸術祭風景1
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展 @逗子銀座通り会場で展示した模型です。「逗子葉山を満喫する妄想住宅」として海岸沿いに平屋の住宅を設計し模型を展示しました。実際に建てたわけではありませんが敷地は森戸海岸線に沿った場所を想定。数年前に設計した平屋の住宅をベースに海沿いの妄想住宅としてリファインしました。平屋の建物の屋上には海を一望できるヨガテラスを設けています。展示用ということもあり、模型の縮尺は1/50。幅80cmほどの大きな模型で家具など細部まで作り込みました!
葉山芸術祭 HIZIKI巡回展_1
葉山芸術祭会場
葉山芸術祭開催中です。今回、私もHIZIKIで初参加しています。メンバーの久野、内海、水口が各々「逗子を盛り上げよう!」をテーマに作品を新たに製作、巡回展示します。私の模型もなんとか完成しました!
GWはじめの週末は、逗子の私の事務所をオープンアトリエとして解放しています。とても明るい展示空間となりました。
葉山芸術祭 準備中!
葉山芸術祭模型
いよいよ葉山芸術祭での企画展示が今週末29(日)30(月祝)に迫ってきました!
ヒマラヤでのメイン展示は逗子、葉山での生活を満喫する妄想住宅を模型で展示します。
海沿いの架空の敷地に自由に住宅を設計。いろいろな要素やアイデアを盛り込んだセンスのよいデザインの家を提案します
絶賛!模型製作中ですが、いまだこの状態。。。果たして間に合うことやら(汗)
もしかしたら、設計事務所の日常風景「模型製作実演会」になるかもしれません(笑)
ほかにも大小さまざまな住宅の模型を展示します。家作りとはこんなにも自由なんだということを立体的に感じ取ってもらえるとうれしいです。期日まであと数日。がんばって仕上げて行きます!
葉山芸術祭に参加します!
0222ヒジキ
昨年、地元に密着した建築活動をするベースとして建築家仲間とHIZIKI「葉山逗子建築家ネットワーク」(http://www.hiziki.jp)を立ち上げました。まずは手始めに葉山芸術祭に参加することになり定期的にメンバーと打ち合わせを重ねています。それぞれが製作した作品で展示内容をひとつにまとめ、開催場所として各々オープンアトリエのスタイルとし3カ所を巡回します。
私の事務所での展示は4/29(日)30(月祝)の2日間です。
参加企画(逗子葉山)003、「HIZIKI巡回展_1 @逗子銀座通り」会場は、逗子市逗子7-1-57カイナル逗子601号室「himalaya」
逗子銀座通りつきあたりのセブンイレブンのビルの6Fです。
エレベーターにセキュリティがかかっていますので、お手数ですが、エントランスのインタホンで「601」を呼び出してから入場してください。会期中は私が常駐しています。
都心への通勤圏内でありながらも海や山に近く自然がたくさんあるこの地域で「楽しい生活を満喫する!」をテーマに、アイデアを詰め込んだ架空の住宅を模型などで提案する予定です。是非、遊びにきてください!
石打ダム資料館

0303石内ダム資料館

入江経一氏の設計による。くまもとアートポリス事業として1993年に竣工。工事費は2億4700万円。宇土半島の水をまかなっている石打ダムを学び紹介するための施設である。
ずっと訪れたいと思っていたが結構不便な場所にあるためなかなか行けず、念願の訪問となった。建物は緑深い山中に位置し、細い林道を長い距離走ったところに突然あらわれる。この日が雨だったことや場所の雰囲気でだいぶ廃墟感が漂っていたが、竣工後かなりの年数がたっているわりに建物が荒れた感じは少なく、むしろそれが独特な雰囲気となっていてかっこよく魅力的だった。コンクリートと鉄骨という重量感の対比が効果的だ。内観は外観から想像していたそのままの空間で意外性はない。また、思った以上にコンパクトな建物で機能もエントランスホールがそのまま展示スペースというとてもシンプルな施設だ。逆にいうと実に贅沢な施設ともいえる(笑)もっと展示を工夫したりイベントを企画したりして活用すればよいのにと思う。