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建築家 久野 啓太郎のブログ

建築家 久野啓太郎のブログ。建築や仕事に限らず、何気ない日々の気になった事などを不定期につづっています。
ニブロール「コーヒー」再演!

nibroll

2002年に初演を迎え、その後世界各地で上演された
ニブロール初期作品「コーヒー」が
16年の時を越え、オーディションで選ばれた新しいメンバーと共に
横浜ダンスコレクション2018のオープニングプログラムとして上演されます。
「コーヒー」
2018年2月2日(金)ー2月4日(日)@横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
チケット予約は → http://yokohama-dance-collection.jp/ticket/
神田サオリ LIFE PAINTING

神田サオリアートいつもお世話になっているASJの東京セルで、友人の踊絵師、神田サオリさんのイベントがあったので見に行ってきた。その場で書き上げられたばかりの作品がこちら。タイトルはまだない。


神田サオリ彼女の作品の展覧会は何度か見に行っているが、真骨頂でもあるライフペインティングは初体験でした。イベントスペースには照明やDJブースなどが設置されちょっとしたステージができていて、そこにキャンバスがおいてある。時間になると、照明が変わり音楽に合わせ入場。真っ白なキャンバスに踊りながら素手で色をのせていく。一時間ほどで書き上げられた。音楽に合わせ、気持ちを豹意させながら書くその様はちょっとした儀式のようでもあった。

国立新美術館
新美術館
今は亡き建築家、黒川紀章氏の設計。うねったガラスウォールが午前中の光を受けロビー空間全体が輝いている。
午前中から行くことが少ないので新鮮な感じを受けた。
安藤忠雄展 挑戦

安藤展

朝一で国立新美術館で開催されている「安藤忠雄展 挑戦」に行く。なにはともあれ、人で混む前に光の教会の原寸大モデルを体感。大阪にある実物の教会にも見学というか礼拝に行ったことがあり、一度経験したはずの空間ではあったが、それでもやはり緊張感に満ちた空間だった。家具やガラス、建具などがないためより精神性が増しているという意見もあるよいうだが、そういう意味では教会としての空間のほうがよりよかったような気もする。プロポーションや空気感などが再体験できてとてもよかった。
展示自体はこれまでの氏の業績を模型や図面、スケッチなどで展示してあり内容ボリュームともにとても見応えがあった。が、見学者も多すぎる。初期の住宅作品は何度も目にしたものなので簡単にスルーして比較的最近のプロジェクトを主に見て回った。半世紀にわたり、このクオリティでしかもブレずに一見無茶な建築を実現しつづけることができる氏のパワフルさに、あらためてただ驚く。
表参道ヒルズクリスマス

表参道ヒルズこの建物、あまり安藤忠雄らしくない建物ではあるが、表参道の風景に配慮して高さをおさえ地下にボリュームを展開。スロープで人を導く動線ががうまく設計されている。
内部の三角形の吹き抜け空間には小さなクリスマスツリーモチーフの円錐状のオブジェがたくさん吊るされていた。時間とともに色をかえるというインスタレーション。

FEEL!GLASS
旭硝子展表参道ヒルズで開催されていた「FEEL! GLASS」展に行く。AGC旭硝子というガラスメーカーが2015年から2017年までミラノデザインウィークに発表したインスタレーションが再展示されるという。「従来のガラスのイメージを覆す空間」ということで、期待して出向いたのだが、、、時代の移り代わりが早く、情報の更新速度が早い今の時代のせいなのか、正直、新しさもすごさも感じられない。AI、VR、などの様々な新しいテクノロジーを基盤とした斬新な表現が加速度的にうまれるこの時代において、この程度のインスタレーションでは時代遅れ感すらただよっている。もっとガラスの技術的側面を前面におしだした展示内容のほうがよいのではないかと思う。
窓学展

1003窓展表参道スパイラルまで「窓学展」に行ってきた。レアンドロエルリッヒのオブジェ、ホンマタカシによるラ・トゥーレット寺院を再現したインスタレーションなどそれなりに見応えがあった。原先生とレアンドロの対談映像も面白かった。

銀座建築探訪_3 東急プラザ銀座

0913銀座012016年に数寄屋橋交差点にオープンした東急プラザ。これが予想を裏切る良い建築でした。巨大なボリュームの複合商業施設という点ではGINZA SIXと同じだ。ここも日本の伝統工芸をモチーフとしてデザインされている。ここでは「江戸切子」。いろいろ考えるものだ(笑)切子イメージの斜めのラインによるガラスの反射により内部が少しだけ透けて感じられる外観はボリューム感をうまく消していている上、色味やディテールも高級感があり成功している。街並にもとてもいい影響をあたえている。

 

0913銀座04表側は建物のボリュームを大胆にカットした吹き抜けに斜めの動線が挿入されいたりと、構成自体にさほど新しさは感じないが、色味と素材、ディテールがうまく検討されているため、なかなか気持ちよくまとめられている。

 

 

0913銀座03立地からして線路側は裏側としてデザインはあきらめて処理しがちだが、ここでは小さな店舗が外側に向けて挿入され、小道に面した露店のようなたたずまいを見せている。また、陰影のある外壁が公園の緑の背景としてうまくデザインされている。施設のエントランスは小ぶりにされ、表側とスケール感を変えることで街並との調和を保っている。

 

0913銀座05ここでも屋上は無料で解放されている。ウォールグリーンでぐるりと覆われ、その下がスリット状に視界がひらけ銀座の街並を望めるという構成だ。いわゆる屋上庭園とはひと味違っていて、囲われた落ち着きのある不思議な空間となっていて居心地がよい。

 

 

 

 

 

 

銀座建物探訪_2 GINZA PLACE

0913銀座06銀座といえばハイブランドがこぞってその先進性や洗練さを競っているが、今回は残念な例。銀座の中心ともいえる銀座4丁目交差点に去年竣工したGINZA PLACE。もう、、残念の一言。表現が新しいともいいがたい上、場所が場所だけに土地のもつパワーも相まって街全体を安っぽい雰囲気にしてしまうくらい破壊度がすごい。外観デザインはクラインダイサム。「透かし彫り」や「白磁」などのキーワードは日本らしさを意図したようだが、結果として、コレジャナイロボ感が満載。近くに立つユニクロはセンスいいだけになおさら残念。

 

0913銀座09こちらがそのユニクロ。向かいのGINZA SIX屋上から見下ろしたアングルです。

銀座建物探訪_1 GINZA SIX|ギンザ シックス

0913銀座07カメラのメンテナンスのため銀座のキャノンサービスセンターに行ってきました。逗子から東京駅までは横須賀線で乗換なしの1時間で行けるのでとても便利です。電車の本数も多く、東京は距離の割に身近に感じます。始発なので座れるというのも嬉しい。横浜にいたっては30分です。ついでにいうと、羽田空港も新逗子駅から京急線で乗換なしで1時間です。こちらは始発ー終点なので確実に座れます!海山が近い逗子ですが、じつは都内への通勤も普通にできるほど交通の便がよいのです。修理待ち時間にギンザシックスまで行ってきました。

 

0913銀座08基本設計と外観デザインは建築家の谷口吉生。上部オフィス部と下部の有名テナンの独自デザインと上下二層のデザインとなっている。「ひさし」と「のれん」をイメージしたというが、正直、巨大な直方体のボリュームの存在感が大きすぎて、表面デザインだけでは建築的な深みの表現には限界があるという感じだった。とはいえ、様々な素材がキッチリと張り分けられたその取り合いなどはさすがディテールにスキがない。

 

0913銀座10昨今の巨大な建築のトレンドは無料で公共スペースを提供することで、快適に座れる場と緑が必須だが、ここの屋上はびっくりするくらいの植樹がなされた広大な屋上庭園として無料で解放されていた。水盤や芝生が配された空間にオープンなバーなどがあってとても気持ちがいい。訪れた日は平日で比較的すいていたこともあってとても快適だったが、週末など世界中からの観光客であふれ帰ることを考えるとどうなるのだろう。とも感じる。