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建築家 久野 啓太郎のブログ

建築家 久野啓太郎のブログ。建築や仕事に限らず、何気ない日々の気になった事などを不定期につづっています。
GA PLOT 設計のプロセス展
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世の中クリスマスだというのに、、、出張から戻り、次の予定までに空き時間ができたので代々木のGAギャラリーまで「設計のプロセス展」に行く。セレクトされた建築家がひとつのプロジェクトをまとめるまでの過程をまとめた書籍のPLOTシリーズと連動した企画だ。展示もプロジェクトが最終形にいたるまでの建築家の思考の流れを展示してある。なかなか展示も難しいなと思うし、プレゼンの優劣にはだいぶ差があったと思う。
その中で建築家の中山氏のプレゼン、特に映像はとてもうまいなと思った。頭上の定点カメラから机上を撮影した映像で、机上で単純化された模型と間取り図を使い、模型を動かしたり机にスケッチしたりしながら説明するという手法は簡単そうでいてとても考えられている。

おもちつき
1214茶屋2葉山の日本料理店、日影茶屋で年末恒例のおもちつき。




















1214茶屋1普段は入れないお庭でそろいの法被を着た若者が威勢良くもちをついていました。
つきたてのお餅はあんころ餅、きなこ餅、からみ餅として振る舞われていてとても美味しそうでした!
ほかにもお汁粉などもあって、私も是非食べてみたかったが、あまりの行列に断念。残念。。


ザハ・ハディド展
1212zaha 新宿で開催中の建築家・ザハ・ハディドの展覧会に行ってきた。
ザハは、国立競技場の立て替えでなにかと話題の建築家の割に、たぶん普通の人はあまり聞き慣れない名前なのではないか。展覧会ではザハの設計思想や一見奇抜な造形の産まれる過程などをたどれる見応えのある展覧会だった。最後の展示ゾーンには国立競技場のコンペ案と最新の図面の両方が展示してあり比較できるようになっていてなかなか面白かった。
ザハは極端に実作が少なく、最近でこそ技術の発達でだいぶ大きなプロジェクトなどを次々と実現しているが少し前まではアンビルドの女王と呼ばれていた。1983年の香港ピークのコンペでとても斬新なプレゼンをもって一等となり、それ以来注目の女流建築家だ。私が香港ピークのコンペ案を雑誌でみたのはコンペ後数年たってから大学生の頃だが、その美しく、今まで見たこともないような、図面の概念を超越したダイナミックなプレゼンテーションは今でもとても印象に残っている。今回の展覧会ではそのコンペ作品そのものが展示してあったことにはかなり感激した。なにしろまだコンピュータがない時代で、すべてアクリルの手書きで、筆の跡まで確認できる細かく書き込まれたドローイングの実物が見れたからだ。これだけでこの展覧会に来た意味はあったと思った。建築にかけたエネルギーがひしひしと感じられた。
そういえば、氏の初期の数少ない実作が日本の札幌で実現している。Moonsoonレストランという店舗の内装で、夏休みを利用して北海道までわざわざ見にいったなぁ。すごくシャープなガラステーブルで食事したことを思い出した。
ガーデンアンドハウス
1209G&H建築家・西沢立衛氏設計の住宅。藤本壮介氏のhouseNAと並んで今世界で話題の住宅だ。コンセプトは似ているような感じで、都市の中の隙間のような場所に間口が狭く縦にのびた住宅だ。しかも偶然か両者ともグリーンが重要な意味をもっている。構造的には全く違う。こちらはフレームではなくスラブだ。コンクリートの板が宙に浮いたように各階跳ね出していて、それを支えているとても太いコンクリートの柱は表からは見えない。そして各スラブにはまさに鬱蒼としたグリーンが配置されている。人が住んでいる気配は感じられず、それは奥のほうの外部からは守られたゾーンで生活空間を確保してあるからだと思われる。正面のグリーンは外部との緩衝帯となっている。
 
銀座建築探訪1
1209agc銀座のAGCギャラリーで建築模型の展覧会があったので他の目的のついでに立ち寄ってみた。
模型自体はともかく、フロアの半分ほどを覆う広さの大きな展示台が一番印象的だった(笑)厚さ2mmのアクリル板の天板が無数の7mmのスチールロッドで支えられている。アクリル板とスチールロッドとの接合は怪しいものもあるが、なかなかに繊細で面白い。会場のスタッフに聞くと、ぶつかったりした拍子などには天板がかなり水平に揺れるとは言われていたが、それはそうだろう(笑)









1209takasago東洋熱学工業本社ビル。
何気に奇麗なオフィスビルだなと思って調べてみたところ隈研吾の設計監修だった。
一見なんてことはない普通のオフィスビルだが、外壁に取り付けられたルーバーが微妙に角度を変えて付けられてため見る角度によって光の反射具合が変化し、外壁に波打ったような光の帯を形成している。システマチックかつ簡単な原理でこれだけの効果があるのはなかなかのアイデアだ。

住宅竣工
1203oyama熊本で竣工した建て売りシリーズの1棟です。
建て売りということもあるので、あまり奇抜な表現はせず、売り主と打ち合わせを重ね、その中でなにが表現できるかを考えて設計しました。
以前に工事中の写真を掲載しましたが、垂木を見せた天井が特徴のリビングです。垂木はそのまま土間縁側にまで続いています。
 
阿蘇路ドライブ
1116阿蘇仕事を依頼されているお客様のご自宅が小国町にあるので打合せのたびに阿蘇路を愛車で走る機会に恵まれている。
じつは打合せの時のひとつの大きな楽しみだったりするのだ(笑)もちろん観光客が通らないような裏道をセレクトするわけで、快適なドライブができるのだ。
普段なら止まったりしないのだけど、あまりに美しい夕焼けなのでちょっと止まって愛車を入れて撮影。
美しい景色の中の緩やかなワインディングはとても楽しい!
もちろん安全運転です!!(笑)
 
葉山加地邸
1018kajitei葉山加地邸を見学してきた。遠藤新というフランクロイドライトの片腕として活躍した建築家の設計した住宅だ。
折れ曲がった細い階段を登り、右手に大谷石積みの擁壁沿いに歩くとおもむろに門が現れる。正面奥に玄関が位置するが、その佇まいに息をのむ。立体的な構成と緑の調和がとても美しい。左側に大谷石の柱と壁に支えられた天井高さの低いピロティがあり、右手には一段高くなったところに庭がある。
玄関を入り一歩進むとライトの建築に通ずる雰囲気の大きなリビング空間が広がっている。
とても居心地のよい住宅は三角の天井や石で化粧された柱や壁。細かに段差を設け視線をコントロールした配置など見所が満載だ。
時間を超えて残る建築の力強さが感じられた。
 
Timberrise tokyo2020展
1008timberise 東京オリンピック会場整備をきっかけに、都市での木造の可能性の提案の展覧会。構造や防火、耐久性など木造の弱点の把握整理した上でデザイン的な可能性を模型などで提案している。
見に行った会場は新木場の木造会館で、青山スパイラルでの展示が好評を博したあとこの会場で再展示されている。青山の会場でありがちな場の高揚感のようなものはなく冷静に展示内容がみれる。また、会場は実際のオリンピックで整備される予定の敷地を一望できるだけに、より提案がリアリティをもって見学できた。
展示としては模型も多く、実物大の部分木造などもありボリュームはあるが、内容としては新しさに欠け、いまひとつ感が漂ったというのは言い過ぎだろうか。それとも、それが木造の限界なのだろうか。突き抜けた提案は感じられず、どことなく土着的なのである。昨今にありがちな過剰にエコでリベラルな雰囲気が支配していてあまり好みではない。
台風一過
1006七里ガ浜 台風一過。七里ガ浜の高台より美しい夕焼けを見る。
関東を直撃した台風は午前中のうちに抜け、朝からは一転、空は晴れ上がった。メディアでずっと流しているような甚大な被害も身の周りにはみられず、むしろ拍子ぬけの感すらある。
強風がぬけたあとの空は空気中の埃が飛ばされクリアラップ状態。とても澄んでいて夕焼けが普段以上に美しかった。
そこで、はたと思いつき、普段は観光客で激混みでとても入れない七里ガ浜の絶景レストランアマルフィまで車を走らせる。予想通りいつも激コミでとても入れないテラス席もすいていて並ぶことなく最高の席をゲット!快適に美しい夕焼けと料理を満喫することができました。
風もだいぶ穏やかになっているが、しかし、海はまだまだ大荒れです。